お金の準備
開業資金は大きく以下のものに分かれます。
- 自分で貯めたお金(自己資金)
- 金融機関から借りたお金
では、どうすれば金融機関からの資金調達を上手に行うことができるでしょうか。
一般的に開業時の融資は、「日本政策金融公庫」を使う場合と県や市の「制度融資」の大きく二つに分かれます。
※開業する方の年齢、性別、その時の市場金利によってどちらを利用するかを相談して決めます。
開業時借入を行うことができるかどうかのポイントは、ずばり“自己資金の金額・中身”と“事業計画”です。
自己資金について
当然金額が大きいほど融資には有利です。
ただし、金融機関は金額だけを見ている訳ではありません。
どうやってそのお金を貯めたかという視点で審査をします。
借入の返済は、決まった金額を決まった期日に返すことが必要です。
自分の夢である開業に向けて、地道にこつこつとお金を貯めてきている人は、同じようにお金を返すことができるだろうという評価に繋がります。
事業計画について
事業計画のポイントは、第三者から見て実現可能性を感じさせるものになっているかどうかです。
お客様が開業までに至った経緯、経験、想いといった定性的な情報と、商圏調査、販売単価、販売数量等を利用した定量的な情報を上手に組み合わせる必要があります。
当事務所では、お客様からこのような情報をしっかりヒアリングさせて頂き、金融機関が好む形の事業計画作成をサポートしております。
銀行融資と一言で言っても
- どこから借りれば良いか?
- いくら必要か?
- 何年で返済するのが良いか?
などなど考えるべきことが多く、初めての場合不安になることも多いと思います。
開業・創業の融資の場合は、是非税理士と一緒に申請を行うことをお勧めいたします。
税理士の紹介による申請であること、税理士と共に計画した事業計画であることは金融機関の査定上有利に働くからです。
また、経験豊富な税理士と共に融資申請をすることによりスムーズにすることができます。